飲酒運転と自転車事故防止 県警チーム取り締まり強化
飲酒運転や重大事故が増加傾向にある8月を控え、愛媛県警の「飲酒運転取り締まりプロジェクトチーム」と「自転車取り締まりプロジェクトチーム」の出発式が7月31日、県警本部であった。本部や署から選ばれたチーム員が1日から1カ月、検問や街頭での指導、取り締まりを強化する。
県警は今年から8月を「飲酒運転・自転車取り締まり強化月間」に設定。悪質な自転車運転者への安全講習義務化を盛り込んだ6月の道交法改正を受け、自転車取り締まりのチームを初めて結成した。
出発式で、藤田聡彦交通部長は「飲酒運転は後を絶たず、『自転車の聖地』を目指す愛媛ではルール順守やマナーアップが必須の課題となっている。チームや署と連携し積極的な指導や取り締まりをしてほしい」と訓示。チームを代表して高速隊の高崎広記中隊長が「県民の期待に応え、悲惨な事故の根絶のため総力を挙げる」と決意を述べた。